祖父のこと

先日祖父が亡くなり、
昨日火葬と納骨を行ってきました。


本来なら通夜、そして告別式の後に四十九日を迎えて納骨を行うのでしょうが
喪主となる祖母が認知症でどうにもならない状態、
次の候補の叔父(母の弟)がほぼ行方不明状態、
そしてこの叔父のために祖父母を逆勘当せざるを得なかった
伯母・叔母(順番は伯母・母・叔母・叔父)がいるのですが
上記の理由で手厚い葬儀を行うにはすべてを許しきれていないのと
何しろ問題を起こした叔父が戻ってくる危険性があったために
伯母夫婦・叔母夫婦と従兄弟・私と妹という
いたって身内のみですべてを済ませてしまった次第です。


私の場合、墓の名義を持っているために
(母が埋葬されている墓で、元々祖父名義だったもの)
書類そろえて持っていったりなんだりとバタバタしてまして
何も考えられませんでした。
祖父の遺体を見ても、お線香上げて花を棺に納めたりしてもピンとこなくて
むしろ叔父絡みで大変だったことばかり思い出してしまって。


でも、火葬場で棺が中に入って扉が閉まった瞬間、
本当におしまいなんだ、もう祖父には会えないのだと思ったら
一気に悲しい、寂しい気持ちが押し寄せてきて
涙を止められませんでした。


叔父のことさえなければ孫が大好きな祖父でした。
物静かな、我慢強い人でした。
ありがとう。おやすみなさい。